†聖書からのメッセージ†

こんにちは☆

聖書からのメッセージを書いてますので、良かったらごらんになってください(^○^)/


題《最悪の事態が…(前編)》


『ヨセフは、年寄り子だったので、父ヤコブは 他の誰よりも、この子を愛した。』(聖書)


イサクの子どもヤコブは、神様の約束通り 祝福され 12人の子どもに恵まれました。

イサクが年老いてから生まれたヨセフは、他の兄弟よりも愛されたため、兄弟達はいつしかヨセフを恨むようになりました。

そんな中、ある夜 ヨセフは夢を見ました。

それは、両親や兄弟達が 自分に頭を下げることを象徴している内容でした。

このことで、兄弟達は いっそうヨセフを憎むようになりました。


そしてある時 兄弟達の中で、“ヨセフを殺そう”という話がもちあがりました。

しかし長男が、「殺すことだけはいけない」と言い ヨセフを水が干上がった古井戸の中に投げ込むことを提案し 彼らはヨセフを古井戸に投げ込みました。

その後、兄弟達が食事をしていると イシマエル人の隊商が通りがかりました。
彼らは、長男がいないすきに ヨセフを この隊商に売り渡すことを決め、ヨセフを銀貨20枚で売り渡しました。

長男が、戻ってきてヨセフがいないことを知り悲しむ中 彼らはヨセフの服にやぎの血をつけて 父ヤコブのもとへ持っていきました。

ヨセフが獣に食い殺されたと信じ切ったヤコブは、自分の服を裂き 何日もの間嘆き悲しみました。


この最悪の事態の中、ヨセフは、いったいどんな気持ちだったでしょう

兄弟達への憎しみ‥寂しさ‥不安など‥今までの人生の中で最も最悪の状況だったのだと思います。

けれども、実は このことは、すばらしい栄光の始まりだったのです。(…次週に続きます)


私達もまた ヨセフのように、最悪の状況を経験することがあると思います。

私の場合は、二十歳くらいの時 将来への不安や、以前からの強い劣等感によって、精神的に不安定となった時期がありました。

周りの皆が、将来に向かって、着々と歩んでいく中、私はただ焦り不安になって現実から逃げていました。
そのうちパニック障害のような感じになり、電車に乗ることや映画館に行くことが怖くなりました。

このように、自分の弱さを知る中で、私は神様に頼っていくようになりました。
そして私は 改めて神様を信じる決心をし、洗礼(神様を信じることを形として表すもので、神様との結婚式のようなもの)を受けました。

もし私が 精神的に強く、自分の力で歩めていたなら 私はきっと洗礼を受けることもなく 神様を求めることもなかったと思います。

今も時々 自分の弱さを感じることがありますが、神様に頼る時、そのつど乗り越える力が与えられています。

弱さを抱える私を ありのまま愛してくださる神様によって、私もまた ちょっとずつ 弱い自分を認められるようになりつつあります。

私達が良い状態の時も、また最悪の状態の時も、すべて神様の御手の中でのことであり、すべてのことに意味があるんですね(*^_^)



『主(神様)は、心の砕かれた者のそばにおられ、魂の砕かれた者を救われる。』『主よ。私はあなたに信頼しています。「あなたは私の神様です。」私の時は、あなたの御手の中にあります。』(聖書)